埼玉県さいたま市にて倉庫雨漏り修理〈屋根部分修理〉
2025/01/30




お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
さいたま市の企業様から、倉庫に雨漏りが発生しているとのご相談を受けました。
現地調査を行ったところ、屋根全体に錆が見られました。雨漏りの主な原因は「面戸(めんど)」という部材が設置されていなかったことでした。面戸は屋根の隙間から雨水が入り込むのを防ぐ大切な部材です。この部材がないと、特に強い雨の際に雨水が建物内に入りやすくなってしまいます。
今回は、建物の状態を考慮し、屋根全体の改修ではなく、必要な箇所への面戸の設置と棟板金の取り付けによって、雨漏り対策を強化する方法をご提案いたしました。
施工前
こちらが施工前になります。棟板金が錆びなどが発生しており、かなり劣化が進んでおりました。
施工中
面戸取り付け
面戸の取り付けを行います。逆三角形の形をしていることからエプロン面戸とも言われる部分ですが、取り付ける際に重要な点がございます。それは、屋根の隙間に面戸を取り付けた後にその隙間にシーリングを打つということです。シーリングはゴム状の防水材で雨水の侵入を防ぐことができます。さらに、コーキングを打つ際に面戸の下の部分はコーキングは打たず隙間を空けておきます。理由としましては、万が一、面戸内に雨水が内側に侵入しても外に排出されるようにしておく必要があるためです。仮に、全てコーキングで埋めてしまうと、中で湿気がたまり、内側から腐食してしまいますので隙間を空ける必要がございます。
棟板金取り付け
最後に棟板金の取り付けを行います。棟板金に劣化、サビが発生すると穴が開いてしまい雨漏りが発生する危険性や、固定しているねじが緩むことで棟板金そのものが強風などで飛ばされ、二次被害が発生する可能性もございます。
▷参考サイト:屋根の「棟板金」とは?役割や注意すべき劣化状態について
完工
これにて完工になります。
担当者からのコメント
この度は「川口市屋根工事店」へご依頼いただき、誠にありがとうございました。
倉庫や工場といった大きな建物でも、基本的な防水処理がされていないことで雨漏りのリスクが高まるケースがあります。
今回は面戸の欠損が原因でしたが、適切な部材と施工により、最小限の工事で問題を解決できました。
当社では、戸建て住宅はもちろん、法人様所有の建物にも柔軟に対応しております。川口市やさいたま市周辺で雨漏りや屋根修理をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。
現場住所 | 埼玉県さいたま市 |
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施工内容 | 棟板金の取り換え工事 |
施工箇所詳細 | 棟板金 |
施工期間 | 1日 |