埼玉県川口市飯塚にて強風で外れたトタン屋根の補修、屋根漆喰補修など(築50年)
2025/01/22




お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
川口市飯塚にお住いの方からトタン屋根が一枚外れていたため一度見ていただきたいとご相談をいただきました。
実際に現場に伺うと、強風の影響で一枚だけトタン屋根が外れており、その他にも雨樋が勾配不良で機能しておりませんでした。
さらに、瓦屋根の漆喰から土が崩れ落ちている状態になっておりました。その崩れ落ちた土が雨水を吸収することによって住宅内まで雨水が侵入し、雨漏りを引き起こす可能性がございます。
そのため今回は、雨樋の交換と瓦屋根の漆喰工事を行いました。
施工前
こちらが施工前になっております。
トタン屋根部分が一枚外れており、瓦屋根の漆喰部分が劣化して内部の土が流出していました。
庇の部分もかなり錆が目立つ状態でした。
施工中
経年劣化でポロポロと落下している漆喰をきれいに掃除し、古い漆喰部分を全て撤去いたします。漆喰を撤去すると中から土が見えてまいります。
瓦屋根の棟は内部に葺き土という土があり、漆喰は隙間を埋めて棟の瓦を固定する役割があります。
漆喰はしっかり補修を行うと15年は安心ですが、定期的なメンテナンスが必要な箇所です。
▷参考サイト:屋根の「漆喰」とは?役割やメンテナンス方法
新たな漆喰打ち
画像の白い部分が新たに設置した漆喰になります。
棟瓦は年数が経つと漆喰の劣化により歪みなどのズレが生じますので、新たに漆喰を打つ前にきれいに調整いたします。
庇部分塗装
ひさし部分はかなり錆びている状態でございましたので、ケレンで錆びを落とした後、新たに塗装いたしました。
▷参考サイト:小さな屋根「庇」とは?役割やメンテナンス方法を解説
雨樋交換
雨樋は勾配の不良でうまく機能していなかったので、新たな雨樋に交換いたしました。
勾配不良になる要因としましては、雨や風、雪などの自然災害に加え、落ち葉やごみなどがたまり、重さでずれが生じるというケースもございます。
劣化状況によりますが20年から30年ほどが交換の目安です。
▷参考サイト:雨樋に起こる不具合とその原因。放置すると起こる症状とは
完工
これにて完工になります。
担当者からのコメント
このたびは「川口市屋根工事店」にご相談いただき、誠にありがとうございました。
当初はトタン屋根の一部剥がれというご相談でしたが、点検を進める中で雨樋や漆喰にも深刻な劣化が見つかり、結果的に早い段階で総合的な補修ができたことは大変良かったと思います。
特に瓦屋根は本体の寿命が長い一方で、漆喰部分の劣化は見落とされがちです。
漆喰の劣化は放置すると、内部の土が流出して棟のズレや、雨漏りなどの被害に発展するため、定期的な点検とメンテナンスがとても大切です。
川口市で「少しでも屋根に気になる箇所がある」という方は、どうぞお気軽に「川口市屋根工事店」までご相談ください。
現場住所 | 川口市飯塚 |
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施工内容 | 漆喰工事、雨樋交換、屋根塗装 |
施工箇所詳細 | 大屋根、下屋根 |
施工期間 | 4日 |