川口市にて屋根の劣化が気になり屋根点検のご依頼|パミールを横暖ルーフでカバー工法
2025/04/01




お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
川口市青木にお住まいのお客様より、「屋根修理についてネットで調べているうちに、自宅の状態が心配になったので一度見てほしい」と屋根点検のご依頼をいただきました。
現地調査を行ったところ、現在の屋根には屋根材の先端部分が層状に剥がれる症状や、浮き・反り・端の破損も同時に発生しておりました。これらの症状からニチハのパミールという屋根の可能性が非常に高く、屋根の劣化状態からカバー工法をご提案いたしました。
施工前
こちらが施工前になります。
画像からでもわかるほど、スレート屋根の表面にひび割れや剥がれ、層状のめくれといった劣化症状が広範囲に見られました。
屋根材はニチハ製パミールの可能性が高く、特有の「層状剥離(ミルフィーユ状に剥がれる)」現象が複数箇所で確認されました。
他にも全体にひび割れや、剥がれ、割れと言った経年劣化の症状が見受けられました。こういった症状がある屋根はすでに屋根本来ある防水機能が低下しており、またひび割れなどから雨漏りを起こす危険もあります。
パミールはそもそも屋根材自体の強度が不十分であるため、部分補修や塗装では根本的な解決にはなりません。
屋根材自体を新しくするカバー工法で屋根修理を行っていきます。
▷参考記事:パミール屋根の見分け方と対処法について解説
カバー工法施工中の様子
ルーフィング
既存の屋根材の上からルーフィングを張ってまいります。ルーフィングはご住宅を雨漏りから守る重要な役割がございます。
今回タディスセルフという粘着式のルーフィングを使用しました。
タッカーで固定する必要がないため、劣化した屋根材に負荷をかけずに張ることができます。さらに粘着式のルーフィングで覆うことで、パミールを固定する役割もあります。
横暖ルーフ葺き
ルーフィングの上から「横暖ルーフ」という屋根材を葺いてまいります。
横暖ルーフは金属屋根になりますので、捲れたり剥がれるということはございません。また、軽量な屋根材ですので、耐震性も高く地震などの自然災害にも強い屋根材でございます。
屋根材を葺く際は屋根の上から葺くと軒先という先端の部分が葺きづらくなりますので、先端の軒先から葺いていきます。
★今回行ったカバー工法についてはこちらのページで詳しく解説しています★
棟板金
屋根材を葺いた後最後に棟板金を設置いたします。
屋根材はどうしても頂上部分に隙間ができてしまいますので、その隙間を埋めるために上から棟板金を設置し、カバーいたします。
▷参考記事:屋根の「棟板金」とは?役割や注意すべき劣化状態について
完工
これにて完工となります。
工事後は、屋根全体が美しく仕上がり、雨風に対する安心感も格段に向上しました。
お客様からのコメント
お客様からは、「ネットでみた危険な屋根に似ている気がして、実際に見るとぼろぼろになっているように見えて気になっていたけれども、きれいになって安心した。思い切って相談してよかったです」とのお声をいただきました。
担当者からのコメント
この度は「川口市屋根工事店」にご相談いただき、ありがとうございました。
今回は、お客様がご自身で情報収集をされた上でご相談くださり、大きなトラブルになる前に対応できたことは本当に良かったと思います。
実際に現場を拝見すると、スレート屋根の割れや剥がれが進行しており、防水機能も低下している状態でした。これを放置していると雨漏りや下地の腐食につながり、より大規模な修繕が必要になっていた可能性もあります。
施工には軽量で高耐久な「横暖ルーフ」という金属屋根材を使用しました。この屋根材は耐震性にも優れ、今後のメンテナンスコストも抑えられるため、今後も安心してお住まいいただけるはずです。
屋根の劣化は普段なかなか気づきにくいものですが、「はがれている」「色褪せてきた」「割れている」「苔が生えてきた」などの小さな違和感が劣化のサイトであることが多くあります。
何か気になることがあれば小さなことでも構いませんので、どうぞお気軽にご相談ください。私たちが分かりやすく丁寧にご説明・ご提案いたします。
川口市で屋根の点検や、屋根修理・雨漏り修理をお考えの際は、お気軽にご相談ください。
■ 川口市でのその他の「パミール屋根のカバー工法」事例はこちら↓
現場住所 | 川口市青木 |
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築年数 | 約20年 |
施工内容 | 屋根修理、カバー工法 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 5日 |
使用屋根材1 | 横暖ルーフ |
使用屋根材2 | タディスセルフ(田島ルーフィング) |