埼玉県川口市の築40年戸建てにて雨漏り修理〈アルマを使用した屋根カバー工法〉
2024/12/27




お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
川口市にお住まいのお客様より、「屋根から雨漏りがしている」とのご相談をいただき、現地調査に伺いました。確認したところ、棟板金の一部が浮いており、そこから雨水が侵入している状態でした。原因は、以前の施工時の不備と考えられます。屋根は普段目が届かない場所のため、劣化や施工不良に気づきにくく、雨漏りが発生してからの対応になるケースも少なくありません。
今回は板金の浮きに加え、全体的な経年劣化も見受けられたため、既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ねる「カバー工法」にて対応しました。使用したのは耐久性・防水性・デザイン性に優れたアスファルトシングル「アルマ」。さらに、劣化していた雨樋も新しいものへと交換し、雨仕舞いの機能をしっかり回復させました。
施工前
画像では少しわかりにくいですが、一部板金部分が浮いている状態でした。
施工中
ルーフィング張り
先ず既存の屋根材の上から、ルーフィングという防水シートを張ってまいります。ルーフィングは屋根全体を雨漏りから守る役割がある一方で、屋根材の内側にあるため普段目にすることはございませんが、耐用年数は10年~20年程度と言われております。今回のように板金の隙間から雨漏りするケースもございますが、ルーフィングの耐用年数が切れ、雨漏りする場合もございますので、定期的な点検が必要でございます。
屋根葺き
ルーフィングの上から新たな屋根材を葺いてまいります。今回はアスファルトシングルのアルマという屋根材を使用いたしました。この「アルマ」とはラテン語で「鎧」という意味があり、その名の通り優れた耐久性と高い耐水性に加えデザイン性も高いため非常に人気の屋根材になります。
▷参考サイト:ニチハの「アルマ」とはどんな屋根材?特徴やメリット・デメリットを解説
棟板金取り付け
最後に屋根の頂上部分に位置する棟板金を取り付けます。屋根材を葺く際にどうしても頂上部分に隙間ができるため、その隙間を防ぐという意味でも板金を取り付け、一切の隙間がないように密着性のあるコーキング材も取り付けます。
▷参考サイト:屋根の「棟板金」とは?役割や注意すべき劣化状態について
雨樋交換
雨樋もさび付き、かなり劣化している状態でしたので新たな雨樋を取り付けました。雨樋を放置しておくと枯れ葉やその他ごみがたまり、雨が流れず溢れ出たり、ひび割れや歪みが生じると雨樋として通常に機能しなくなりますので、交換、点検が必要になります。
▷参考サイト:雨樋のオーバーフローは放置しないで!住宅に及ぼす危険性を解説
完工
これにて完工になります。
担当者からのコメント
この度は「川口市屋根工事店」へご依頼いただき、誠にありがとうございました。
今回は、以前の施工不良により棟板金が浮いてしまい、そこから雨漏りが発生していました。お住まいの方にとっては見えない場所ですので、知らないうちにこうした問題が進行してしまうこともあります。
私たちは、こうした「見えないリスク」を未然に防ぐためにも、丁寧な点検と細部にまで配慮した施工を徹底しています。今回はカバー工法にて屋根全体をしっかり補強し、同時に雨樋も交換することで、今後安心してお過ごしいただけるよう仕上げました。
川口市で屋根の不具合や雨漏りにお困りの際は、ぜひ私たちにご相談ください。丁寧な対応と確かな施工で、大切なお住まいを守ります。
▷参考サイト:悪徳業者に引っかからない!屋根修理業者を選ぶ際のポイントを解説
現場住所 | 川口市 |
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施工内容 | 屋根修理、カバー工法 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 10日 |
使用屋根材1 | アスファルトシングル アルマ |