埼玉県川口市にて築35年戸建て屋根修理〈横暖ルーフでカバー工法〉
2024/12/27




お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
川口市にお住まいのお客様より、「そろそろメンテナンスの時期なので一度見てほしい」とご相談をいただきました。現地調査を行ったところ、屋根や外壁に色褪せや雨染みが目立ち、防水機能の低下が進んでいる状態でした。こうした症状は雨漏りの前兆ともいえるため、早期の対処が重要です。
今回は、外壁には高圧洗浄と3回塗りによる塗装を施し、屋根については既存の屋根材の上から新しい金属屋根材「横暖ルーフ」を重ねるカバー工法で対応しました。棟板金の下地には耐久性の高い樹脂製の「タフモック」を使用し、今後も長く安心してお過ごしいただけるよう仕上げております。
施工前
こちらが施工前でございまして、色褪せなどの劣化が一目でわかります。
屋根施工中
ルーフィング設置
今回はカバー工法を行いますので、既存の屋根材の上からルーフィングという防水シートを張ってまいります。カバー工法では既存の屋根を取り壊す必要がございませんので、費用も抑えながら屋根修理、雨漏り修理を行うことが可能です。ルーフィングは、ご住宅内部に雨水が侵入することを防ぐ役割がございます。
屋根葺き
ルーフィングの上から新たな屋根材、今回は「横暖ルーフ」を使用いたしました。こちらの屋根材は、金属屋根の部類で近年非常に人気の屋根材でございます。一方で金属屋根は軽量かつ耐久性が高いという特徴がありますが「雨音が響く」や「耐熱性が低い」という懸念点もございました。その中で「横暖ルーフ」に関しましては軽量かつ耐久性が高い点に加えて、断熱性も備わっておりますので、従来の金属屋根よりも性能が高い屋根材になります。
▷参考サイト:横暖ルーフとはどんな屋根材?メリットやデメリットを解説
貫板、棟板金取り付け
屋根の頂上部分には棟板金という屋根材を固定し、屋根の隙間を防ぎ雨水の侵入を防ぐものがあるのですが、その棟板金の下部に貫板と言われる板を設置いたします。多くのご住宅では木材を使用されることもあるのですが今回は、「タフモック」と言われる樹脂製の貫板を使用しましたので、雨水による腐食のリスクもかなり少なくなります。
▷参考サイト:樹脂製貫板「タフモック」とは?特徴やメリット・デメリットを解説
屋根修理完工
これにて屋根修理は完工になります。
雨漏りの心配もなく、紫外線や熱からも守る安心の屋根になりました。
外壁施工中
先ず外壁の汚れを落とすために高圧洗浄機できれいに汚れを洗い流します。きれいに汚れを落とすことによって塗装をする際にムラがなく、きれいな仕上がりになります。その後下塗りを行います。お客様のご指定の塗料ではなくまず外壁と塗料の密着性を高める塗料を塗布してまいります。
▷参考サイト:塗装工事における高圧洗浄の必要性
中塗り、上塗り
中塗りと上塗り、2回に分けて塗布してまいります。こちらのカラーはお客様ご指定のお色になりまして、2回に分けて塗布することで塗り残しやムラをきれいに無くし、2回に分けることで塗膜という塗料の膜が形成されますので、紫外線や雨水に対しての耐久性も向上いたします。
付帯部塗装
外壁部分以外の付帯部も合わせて塗装いたしました。細かなところまできれいに仕上げてまいります。
▷参考サイト:外壁付帯部の種類と役割、塗装の必要性
外壁塗装完工
これにて完工になります。お客様ご指定のカラーで塗装させていただき、外観も雨漏りなどから守る耐久性もきれいに施工することができました。
担当者からのコメント
この度は「川口市屋根工事店」にご相談いただき、誠にありがとうございました。
築年数を踏まえたうえで、「今のうちにきちんとメンテナンスをしておきたい」とお声がけいただけたことは、非常に良いご判断だったと思います。屋根や外壁の色褪せや雨染みは、見た目の問題だけではなく、防水機能の低下を示す重要なサインです。これを放置してしまうと、知らぬ間に雨水が建物内部へと侵入し、大きな修繕が必要になることもあります。
今回は外壁塗装と屋根のカバー工法を行い、見た目の美しさと建物の防水性をしっかり回復させることができました。これからも快適にお過ごしいただければ幸いです。
川口市で屋根や外壁のことで気になることがございましたら、どうぞお気軽に「川口市屋根工事店」までご相談ください。プロとして、長く安心して暮らせる住まいづくりをサポートさせていただきます。
▷参考サイト:外壁から雨漏りが起こる?原因や塗装業者選びの注意点は?
現場住所 | 川口市 |
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施工内容 | 外壁塗装、カバー工法 |
施工箇所詳細 | 屋根、外壁 |
施工期間 | 3週間 |
使用屋根材1 | 横暖ルーフ |