訪問業者の指摘で屋根点検のご相談|川口市飯塚にて浮いた棟板金を交換(築20年)
2025/02/28




お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
川口市飯塚にお住まいのお客様より、「訪問業者から屋根の劣化を指摘され不安になったので、一度状態を見てほしい」とのご相談をいただきました。
実際に現地調査を行ったところ、屋根全体に色褪せや変色、カビなどの劣化症状が見られ、特に棟板金の劣化が進行しており、内部の貫板にも腐食が見受けられる状態でした。
本来であれば屋根全体のメンテナンスをご提案したいところでしたが、お客様のご意向とご予算をふまえ、まずは危険度の高い棟板金部分のみを交換する形で施工を行いました。
訪問業者の指摘がきっかけとなったとはいえ、早期に点検・対処できたことで、今後の雨漏りや強風被害を未然に防ぐことができたのではないかと感じています。
施工前
こちらが施工前になります。かなり色褪せ、屋根全体が劣化していることが分かるかと思います。
棟板金交換工事施工中
こちらは棟板金を取り外した工程で棟板金の下には貫板と言われる木材が設置されています。貫板は棟板金をしっかり固定するために設置されているのですが、棟板金の隙間から侵入した雨水により腐食している状態でございました。貫板が腐食してしまいますと棟板金を固定しているビスが緩み最悪の場合、棟板金が飛んで行ってしますという恐れがございます。
貫板交換
既存の貫板を取り外し、新たな貫板を設置いたしました。
棟板金の設置
最後に新たな棟板金を設置いたしました。棟板金はただ設置するだけではどうしても隙間ができてしまいますので、その隙間を埋めるためにコーキング材を打ち、雨水が侵入しないように処理いたします。
▷参考記事:屋根の「棟板金」とは?役割や注意すべき劣化状態について
完工
これにて完工になります。
担当者からのコメント
この度は「川口市屋根工事店」にご相談いただき、誠にありがとうございました。
突然訪問してきた業者から屋根の劣化を指摘されて不安に思い、当社にご相談いただいたとのことで、まずは信頼してお問い合わせいただけたことを大変嬉しく思います。
ご自宅の築年数や屋根の状態を考慮すると、全体的なメンテナンスが必要ではございましたが、ご予算やご意向を丁寧にヒアリングした結果、特に劣化の進んでいて危険性の高い棟板金の交換をご提案させていただきました。
屋根は普段目にしにくい場所だからこそ、知らず知らずのうちに劣化が進んでいることがあります。今回も、見た目には大きな損傷がなくとも、棟板金の内部ではすでに貫板が腐食しており、早めの対応が必要な状態でした。
特に今回のご住宅に使用されていた「スレート屋根」は耐用年数が約20年とされており、まさにメンテナンスのタイミング。今回は棟板金部分のみの修繕でしたが、部分的な補修だけでも将来的な雨漏りリスクを軽減することができます。
最近埼玉でも飛び込み営業の訪問業者による屋根修理やリフォームの詐欺被害が増えています。すべての訪問業者が悪徳業者とは限りませんが、いきなりやってきて「今すぐ修理をしないと雨漏りする」「屋根が浮いている」などと屋根の劣化を指摘してその場で契約を迫るような業者にはご注意ください。
▷参考記事:埼玉の屋根修理は訪問販売業者に注意!詐欺の手口や事例、対処法をご紹介
弊社では現地調査を行って屋根の状態を確認して、お客様のご要望をしっかりとヒアリングしたうえで必要な工事をご提案いたします。
「突然訪問業者に指摘されて不安になった」「今屋根がどうなっているのか知りたい」という方も、まずはお気軽にご連絡ください。
川口市での屋根修理は川口屋根工事店におまかせください。
■ その他の棟板金の修理事例は下記をご覧ください↓
現場住所 | 川口市飯塚 |
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築年数 | 築20年 |
施工内容 | 棟板金の取り換え工事 |
施工箇所詳細 | 棟板金 |
施工期間 | 1日 |