埼玉県川口市の築40年の戸建てにて雨漏り修理、屋根修理<鉄板屋根はスタンビーへ、瓦屋根はヒランビーへ葺き替え工事>
2025/04/30




お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
川口市にお住いの方から屋根が古くなってきたのか、屋根から雨漏りしているので一度見ていただけませんかとご相談をいただきました。
実際に現場に伺うと、屋根材が鉄板の屋根と瓦屋根の2種類使用されていましたが、鉄板屋根は錆びており、瓦部分は割れなどの症状がございました。すでに雨漏りが発生していることから、屋根の下地材もかなり腐食している状態でしたので、今回は下地材から全て取り替える葺き替え工事を行いました。
ただ、鉄板部分と瓦部分で勾配の違いがございましたので、それぞれ別の屋根材を使用して葺き替えました。
施工前
こちらが施工前になります。ご覧のように少し赤い部分が鉄板の屋根材になり、その上が瓦屋根になります。錆が発生していることは一目瞭然だと思います。錆が発生しているということは屋根が劣化し、本来ある機能が低下していることを意味しております。
施工中
下地材設置
先ず既存の屋根材を全て撤去いたしまして、新たに野地板と言われる木材の下地材を設置いたします。野地板を設置することによって、この後葺いていく屋根材をしっかり固定するという役割がございます。
その上から画像右側のルーフィングと呼ばれる防水シートを張ってまいります。この処理を行うことで雨水の侵入を防ぐことができ、雨漏りのリスクを軽減することができます。
屋根葺き
こちらのご住宅は屋根の勾配が均一ではなく、途中で勾配が変化している屋根でございました。勾配が緩いと雨水が屋根の外に流れ落ちず、屋根の上でとどまってしまい、雨漏りに繋がるケースがございます。ですので、今回は勾配に合わせるために「ヒランビー」と「スタンビー」という2種類の屋根材を使用いたしました。
素材などはそこまで大きくは変わりませんが、施工方法や形状が異なります。
「ヒランビー」は横葺きの屋根材になりまして、一般的に多い形状になります。こちらの屋根材を勾配の緩い所で使用すると雨水が流れ落ちないため、勾配の緩い箇所には縦平葺きの「スタンビー」を使用し水捌けをよくいたしました。
タフモック使用
屋根材を設置した後、最後に棟板金と言うものを頂上部分に設置するのですが、棟板金を固定するために貫板と言われる板を設置いたします。貫板は木材の物を使用されることもあるのですが、木材の貫板ですと、雨水の影響で腐食しやすく、その結果固定が緩み、棟板金が外れるというケースがございますので、今回は樹脂製で雨水に強い貫板を使用いたしました。
▷参考サイト:樹脂製貫板「タフモック」とは?特徴やメリット・デメリットを解説
完工
最後に貫板の上から棟板金を設置して完工になります。
担当者からのコメント
この度は川口市にある「川口市屋根工事店」へご依頼いただきまして、誠にありがとうございました。また、今回は屋根から雨漏りしているということでご相談をいただきましたが、他社様との相見積もりの結果当社をお選びいただきましてありがとうございました。
屋根には勾配という、屋根の角度があるのですが、この角度によって設置できる屋根とできない屋根がございます。勾配が緩いとどうしても雨水の流れが悪くなってしまい、屋根の上で雨水がたまり、その結果雨漏りを引き起こすという可能性がございますので、勾配が緩い部分に関しましては、縦葺きという屋根の頂上から下に向かって設置する方法で施工いたします。
当社はこれまで様々な現場で施工をしておりますので、お客様によって最適なご提案が可能でございます。川口市にて屋根修理や雨漏り修理をお考えの方は「川口市屋根工事店」までご相談ください。
▷参考サイト:雨漏りに強い屋根の勾配とは?角度によって違いがあります
▷参考サイト:縦葺きと横葺きどちらが雨漏りに強い?ガルバリウム銅板の施工方法について
現場住所 | 川口市 |
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施工内容 | 屋根修理、葺き替え工事、雨漏り修理 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 1週間 |
使用屋根材1 | スタンビー、ヒランビー |