埼玉県川口市にて瓦棒屋根修理〈築50年戸建て一部葺き替え・屋根塗装〉 | 株式会社川口市屋根工事店

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施工実績

埼玉県川口市にて瓦棒屋根修理〈築50年戸建て一部葺き替え・屋根塗装〉

2024/11/13

お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ、弊社からのご提案

埼玉県川口市にお住まいのお客様より、「隣家との距離が非常に近く、どこの会社にも断られてしまった。こういった現場でも施工は可能ですか?」というご相談をいただきました。

築50年のご住宅で、屋根の錆びが気になっておられたとのこと。現地調査に伺ったところ、大屋根・下屋根ともに金属屋根が使用されており、広範囲にわたる錆びと劣化が見受けられました。また、下屋根の一部は破損しており、防水性にも不安が残る状態でした。

今回は、以下のような工事内容でご提案・施工させていただきました。

・大屋根部分は、既存屋根を活かした塗装工事
・下屋根部分は、耐久性の高い「横暖ルーフ」への葺き替え工事

特に下屋根は、大屋根よりも低い位置にある部分で、建物を雨から守るために重要な役割を果たしています。破損があったため、既存の屋根材や下地をすべて撤去し、新しい野地板・ルーフィング・横暖ルーフを施工しました。

一方の大屋根については、全面的な葺き替えは不要と判断し、ケレン作業・錆止め塗布・中塗り・上塗りによる3工程の塗装仕上げで、美観と防水性を取り戻しました。

施工前

こちらが施工前になりましてかなり錆つき劣化していることや、下屋根部分の一部が破損していることが分かります。

大屋根施工中

ケレン

まずケレンで錆や汚れを落としていきます。
錆びや汚れが付いたまま塗装をすると、ムラができてしまい悪影響を及ぼします。
綺麗に汚れを落とした後は、金属の腐食を防ぐため表面に錆止めを塗布していき、屋根材が空気や水に触れないようにすることで錆を防止することができます。
▷参考サイト:屋根・外壁塗装における錆止め塗料の必要性を解説

塗布

錆止めの上から防水機能や耐久性を上げる塗料を塗ってまいります。
こちらは中塗りと上塗り2回に分けて塗布していくことで、塗料に厚みを持たせ雨水や紫外線からの耐久性を高め、屋根を保護していきます。塗料を2回に分けて塗ることで、雨漏りなどの被害を抑えることができます。

下屋根施工中

野地板

下屋根部分は屋根材が一部破損していたため、既存の屋根材や下地材を全て撤去し新たな下地材を設置してまいります。
この下地材を野地板とも言い、屋根材をしっかり固定する役割がございます。

ルーフィング

野地板の上からルーフィングを張ってまいります。
野地板は木材ですので、屋根の隙間から雨水が侵入するとすぐに腐食しご住宅の中で雨漏りを引き起こしてしまいます。そのため、防水性のあるルーフィングを張ることで屋根の隙間から雨水が侵入しても外に流してくれるため雨漏りを起こさない役割がございます。

屋根葺き

ルーフィングの上から新たな屋根材を葺いてまいります。今回は「横暖ルーフ」という屋根材を使用いたしました。こちらの屋根材は耐久性が高く耐用年数が高く、保証期間も長いため施工後も安心してお過ごしいただける屋根材でございます。

完工

これにて大屋根の塗装と下屋根の葺き替え工事が完工になります。

担当者からのコメント

この度は「川口市屋根工事店」へご相談いただき、誠にありがとうございました。

今回のご住宅は、隣家との間が非常に狭く、足場の設置が難しい現場でしたが、現場環境に応じた柔軟な施工方法により、無事に工事を完了することができました。

屋根のメンテナンスでは、「すべてを一括で葺き替える」必要は必ずしもありません。今回はご予算や優先順位を丁寧にヒアリングさせていただき、劣化が深刻な下屋根のみを葺き替え、大屋根は塗装によって機能回復を図るというコストバランスの取れた内容をご提案しました。

「スペースが狭くて他社では断られた」「部分的にだけ修理したい」というお悩みも、どうかあきらめずに一度ご相談ください。

私たちは、“できない”ではなく“どうすればできるか”を考える地元密着型の屋根専門業者です。

川口市で屋根修理や塗装をご検討中の方は、まずは「川口市屋根工事店」へお気軽にご相談ください。

▷参考サイト:塗装が必要な金属屋根の種類と費用相場を解説
▷参考サイト:屋根の葺き替え工事とは?特徴やメリットなどを徹底解説

現場住所 川口市
施工内容 屋根塗装、葺き替え工事
施工箇所詳細 大屋根、下屋根
施工期間 5日間
使用屋根材1 横暖ルーフ

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