川口市にて屋根修理〈ヒランビーへカバー工法〉
2024/08/27
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
今回は知人からの紹介で老舗旅館の屋根修理を行いました。
実際現場に伺うと、屋根が突風で捲れあがっていました。
言うまでもなく雨漏りが発生しており、屋根材が飛んでいく危険性もございましたので、
取り急ぎブルーシートをかけて応急処置を行いました。
その後改めて、屋根の葺き替え工事を行いました。
葺き替え工事とは、既存の屋根材や下地材を全て撤去し、新たな下地材、屋根材を葺いていく工法になります。
施工前
こちらが、施工前の画像になります。
屋根材がすでに突風で落ちている状態でございました。
施工中
まずは屋根の基礎となる野地板を敷いていきます。
野地板は屋根をしっかり固定するために必要で、屋根にとって重要な役割がございます。
ルーフィング張り
野地板を敷いた後はルーフィングを張っていきます。
ルーフィングとは防水シートとも呼ばれ、屋根の雨漏りを止める役割を担っております。
今回はPカラー EX+というルーフィング材を使用しました。
優れた性能はもちろんのこと、コスト面でも大変人気のルーフィング材になっております。
屋根葺き
ルーフィングを張り終えると屋根材を葺いていきます。
今回勾配が緩い部分と一般的な部分がございましたので、2種類の屋根材を使用いたしました。
一般的な勾配の部分に関しましては、ヒランビーという屋根材を使用し、
こちらの屋根材は、遮熱性や耐候性が高く、傷がつきにくい機能性の高いカラー鋼板になっております。
また、勾配が緩い部分に関しましては、勾配が緩いと雨水が屋根にたまり屋根の劣化が早くなってしまう恐れがございます。
ですので、今回はスタンビーという屋根材で 縦葺きで仕上げました。
▷参考サイト：立平葺きってどんな工法？雨漏りや地震の心配をなくしたい方必見
完工
最後に棟板金を取り付けると完工になります。
施工前の面影が一切なくなり、きれいに施工することができました。
担当者からのコメント
この度は「平塚屋根工事店」にご相談いただきまして、誠にありがとうございました。
今回は、突風により屋根の一部が完全にはがれ、雨漏りはもちろんですが周囲への危険性もあり
かなり緊急性の高い現場でございました。
また、屋根の勾配によって屋根材などを変更し、一つ一つの現場に合わせた施工を行っております。
ですので、皆様も安心してご相談いただければと思います。
