川口市元郷で築25年のスレート屋根をカバー工法で改修
2025/03/28
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
川口市元郷にお住まいのお客様より、「築25年を超えるため、一度屋根の状態を見てほしい」とのご相談をいただきました。
実際に現場を拝見すると、屋根材には広範囲にわたって色褪せや一部捲れが見られ、スレート屋根特有の経年劣化が進行している状態でした。特に屋根の頂上部分では、棟板金を固定するための貫板が雨水の侵入により腐食しており、このまま放置すると雨漏りのリスクが高まる恐れがありました。
屋根下地には大きな損傷がなかったため、今回は既存の屋根材を撤去せずに新しい屋根材を重ね葺きする「カバー工法」をご提案。使用した屋根材は、耐久性・遮熱性に優れた「横暖ルーフ」です。軽量で地震にも強く、今後のメンテナンス性にも優れている点から、多くの住宅で選ばれている人気の屋根材となります。
工期・コストのバランスを考慮しつつ、雨漏りリスクを解消する最適なリフォームプランとして施工させていただきました。
施工前

こちらは棟板金を取り外した後にはなりますが、施工前になります。屋根材の色褪せや貫板が雨水により腐食していることが分かります。このまま放置しておくと、雨水が屋根裏まで侵入し、雨漏りが引き起こるきっかけになってしまいます。
▷参考サイト:屋根の劣化の種類について紹介!該当項目があれば無料点検を受けよう
施工中
ルーフィング

先ず、既存の屋根材の上からルーフィングという防水シートを張ってまいります。ルーフィングがなければ、屋根材の内部に入り込んでくる雨水がそのまま屋根裏まで浸透してしまいますので、ご住宅を雨漏りから守るためには非常に重要な役割がございます。
屋根葺き

ルーフィングの上から新たな屋根材を葺いてまいります。今回は「横暖ルーフ」という屋根材でこちらは非常に軽量な屋根材で色褪せや捲れなどの症状は出ず、耐用年数もしっかりメンテナンスを行えば30年ほどは耐久性が期待できますので、非常に人気な屋根材になります。
▷参考サイト:横暖ルーフとはどんな屋根材?メリットやデメリットを解説
貫板設置

屋根材を葺いた後に貫板を設置いたします。屋根材を葺く際、頂上部分にどうしても隙間ができてしまいますので、その隙間をカバーするために棟板金というものを設置いたします。この棟板金を固定するために貫板というものが必要になりますので、新たな貫板を設置いたしました。
完工

最後に貫板部分に棟板金を設置することで完工になります。雨にも強い屋根材になりますので、安心してお過ごしいただくことができると思います。お客様からも「初めは何もわかりませんでしたが、しっかり納得した上で施工することができました」というお声をいただきました。
担当者からのコメント
この度は「川口市屋根工事店」へご依頼いただきまして、誠にありがとうございました。
今回は築25年のお住まいで、これまで屋根のメンテナンス歴がなかったこともあり、スレート屋根の捲れや色褪せ、さらには棟板金内部の貫板の腐食が見られる状態でした。
ただし、屋根下地そのものに大きな損傷がなかったため、撤去を伴う葺き替えではなく、カバー工法による施工をご提案しました。
使用した「横暖ルーフ」は非常に軽量で、防水性・遮熱性ともに優れた屋根材です。施工後は見た目も美しくなり、今後の雨漏りリスクも大幅に軽減されました。
点検をご依頼いただいたタイミングがちょうど良く、大きな被害が出る前に対策できたことは、お客様にとっても良い判断だったと思います。
築20〜30年の屋根は、見た目に変化がなくても内部で劣化が進んでいることが少なくありません。
川口市で屋根点検・修理をご検討中の方は、ぜひお気軽に「川口市屋根工事店」までご相談ください。状態に応じた最適な施工方法をご提案いたします。
▷参考サイト:屋根のカバー工法とは?特徴やメリットなどを徹底解説
▷参考サイト:屋根の耐用年数ってどのくらい?各屋根材ごとの寿命目安まとめ
| 現場住所 | 川口市元郷 |
|---|---|
| 築年数 | 築25年 |
| 施工内容 | 屋根修理、カバー工法 |
| 施工箇所詳細 | 屋根全体 |
| 施工期間 | 5日 |
| 使用屋根材1 | 横暖ルーフ |











